事業の目的・必要性

(1)全体

戦後わが国経済をリードし地域産業をけん引してきた尼崎市では、グローバル化の深化により都心の空洞化や人口減少、既存産業の衰退などの問題が発生している。こうした中、尼崎市では新総合計画のもとで市民が積極的に地域課題に向き合い、市民としての役割認識のもとに主体的にまちづくりに関わる人材育成に取り組んでいる。本学のCOC事業では、事業連携協定を締結した尼崎市と連携し、尼崎市をフィールドワークやインターンシップなど学生の実践的教育の場として活用しながら、コミュニティカレッジの創設なども視野に入れた社会起業家の育成を図る。

(2)本年度

オープニングセレモニーとして、「ひょうごソーシャルビジネスフォーラム」を実施するほか、「ソーシャルビジネス育成講座」等を開設する。また、ネットワーク形成事業を行う。

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本年度の事業実施計画

(1)ひょうごソーシャルビジネスフォーラム

尼崎市では社会起業家を目指す若者のビジネスプランコンペを実施しているが、それと連動する形で社会起業家、行政、大学教員などによるパネルディスカッションを行い、広く市民、県民にソーシャルビジネスの活動を広報し、関心を高める。
平成26年2月にパネルディスカッションを実施

(2)ソーシャルビジネス育成講座

ソーシャルビジネスを立ち上げたいと考える人は多いが、実際に立ち上げるとなるとビジネスプラン的に見てサステナブルになっていないものも多い。そこで、ソーシャルビジネス(コミュニティビジネスも含む)の立ち上げを考えている人を対象に、ビジネスプランの講座を開講する。
平成26年2月から3月にかけての土曜日

(3)ネットワーク形成

東北公益大学等、大学が地域活性化やまちづくりに取り組んでいるところの人たちとネットワークを形成し、次年度以降のフォーラム、シンポジウムに参加してもらう。

平成25年度活動報告冊子

ソーシャルビジネス系①
ソーシャルビジネス系②


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達成目標(例)

(1)ひょうごソーシャルビジネスフォーラム

ひょうごソーシャルビジネスフォーラムでは、尼崎市がソーシャルビジネスのメッカとなることを宣言し、広く市民はもとより県民の関心を高める。それにより、今後の尼崎市における社会起業家を育成の起爆剤とする。このため、入場者を200名程度とする。

(2)ソーシャルビジネス育成講座

ソーシャルビジネス育成講座では、ソーシャルビジネスを立ち上げたいと思っていてもなかなかうまくビジネスプランが描けない人を対象に、サステナブルなビジネスプランとなるよう指導する。これにより1つでも多くのソーシャルビジネスの起業を促進する。受講者は30人程度とする。

(3)ネットワーク形成

候補地のひとつの東北公益文科大学は、これまでにも『大学地域論』『大学地域論のフロンティア』などを出版し、先駆的な活動をしている。今回のCOCでも東北・北海道地域の私立大学で唯一採択されており、今後の我々が開催するフォーラムやシンポジウム等のパネラーとして参加してもらう。


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プロジェクト・リーダーからのメッセージ

<ソーシャルビジネス系プロジェクトリーダー 池田潔 教授>

尼崎市はこれまで産業都市として、日本の経済成長をけん引する形で発展してきました。一方で、成長がひずみを生む形で、住宅と工場の混在問題をはじめ、環境や福祉など様々な都市課題を引き起こしてきました。こうした都市課題にいかに取り組むか。一つの方法として、ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスの手法を用いて、住民、NPO、企業、自治体が協働で課題解決を図る社会の実現があるでしょう。市民の中の自助•共助の意識を高める手法を探りながら、課題解決の提案を内外に発信できる課題解決先進都市を目指しましょう。

活動記録