第2回明延まちづくり交流会を開催しました。

2015年1月17日、18日に養父市大屋町明延にて、「第2回明延まちづくり交流会」を開催しました。

プログラム名:第2回明延まちづくり交流会~外の人もつどい、つながれる仕組みと場づくり~

開催日時:平成27年1月17日、18日

場所:養父市大屋町あけのべ自然学校、および明延地域一帯

参加者

明延地域住民の皆さん

養父市市役所 大屋地域局、土地利用未来課、社会教育課の皆さん

NPO法人一円電車あけのべ、NPO法人おおやアート村の皆さん

兵庫県立大学人間環境学部学生

兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授 田原直樹、准教授 赤澤宏樹

兵庫県立人と自然の博物館研究員 大平和弘 上田萌子

兵庫県立大学地域創造機構特任助教 川崎修良 越智郁乃 山田航

 

スケジュール<1日目>

12:30 受付開始・集合 (あけのべ自然学校)

13:00 まち歩き開始

17:00頃 まち歩き終了

18:00 懇親会(夕食) (あけのべ自然学校)

宿泊

<2日目>

7:30 朝食

9:00 景観整備活動 (あけのべ自然学校・集落内)

(10:00 姫路駅 貸切バス出発)

12:00 昼食 (あけのべ自然学校)

12:30 フォーラム開場

13:00 フォーラム開会 (あけのべ自然学校)

13:10~ 話題提供 「外の人の集える場所づくり、おおやアート村の挑戦」

田中今子氏(おおやアート村 理事長)

14:00~ 昨年度フォーラムの振り返りと景観資源チェックシートの結果公表

14:15~ 景観資源の活用に関する意見交換

(赤澤宏樹先生による活用の考え方の説明、

テーブルごとに活用方策等について意見交換・集約)

15:00~ 全体共有(発表)

閉会挨拶

15:30頃 閉会・解散

 

 「日本一のスズ鉱山」として栄えた明延鉱山。昭和62年の閉山以降、人口減少と高齢化が急激に進み、今ではいわゆる限界集落となりました。しかし、明延には、近代化産業遺産に登録された明延鉱山探検坑道、一円電車、第一浴場をはじめとした全国的にも貴重な鉱山遺構、社宅群など鉱山町独特の景観や文化が残っていることから、まち全体を「まるごと博物館」と位置づけ、地域の活性化をめざしています。この「まるごと博物館構想」を実現していくためには、地元住民はもちろんのこと、地域外からも様々な主体を巻き込みながらまちづくりを展開していく必要があります。

以上を踏まえ、この度、地域外の方々や学生さんとの交流を通じ、外の人が明延にいかにして集い、まちづくりの担い手としてつながっていけるのか、そのための仕組みや場づくりについて考える「第2回明延まちづくり交流会」を開催しました。

 交流会1日目は大雪になり、予定していたよりも人数が少なくなりましたが、鉱山の坑道内、鉱山社宅内部での展示などを見学しました。懇親会では地元NPOの方々から明延鉱山操業時代や明延の現状についてお話しを伺いました。

2日目はお天気に恵まれ、午前は明延で取り組んでいる旧鉱山社宅の保存活動の一環として北星長屋社宅の障子の張り替え作業を行いました。地元の方々に障子の張り方を教わりながら、手際良く作業が進みました。

午後からはあけのべ自然学校にて、座談会形式のフォーラムを開催し、最初に「外の人の集える場所づくり−おおやアート村の挑戦」と題したおおやアート村の田中今子氏のご講演が行われました。大屋の木彫フォークアートという地域資源に惹かれて移住した田中氏から、NPOの設立に至るまでの経緯や、アート村の活動を通じて子供達だけでなく大屋の外の人が楽しみながらまちづくりに関われる拠点作りについてお話しいただきました。引き続き昨年度フォーラムの振り返りを行い、明延の景観資源の活用に関する意見交換をワークショップ形式で行いました。明延地域の皆さんや養父市役所職員、おおやアート村の皆さん、兵庫県立大学の学生・教員を交えて明延の景観資源活用の方向性について話し合う中で、鉱山住宅の宿泊施設としての活用や来年の「一円電車まつり」にむけた具体策が数多く提示されました。

P1010746

写真1)坑道内の見学

P1010820

写真2)鉱山住宅内での古写真展示

P1040905

写真3)障子の張り替え作業

P1050032

写真4)田中今子さんによるご講演の様子

P1040971

写真5)明延在住のフォーラム参加者の方と学生によるワークショップ成果発表

P1040988

写真6)NPO「一円電車あけのべ」藤尾さんによる成果発表

P1040991

写真7)インクラインの思い出を語る明延在住参加者の方

P1040995

写真8)各班の発表に聞き入るフォーラム参加者の皆さん

P1050002

写真9)参加学生による発表

P1050016

写真10)参加学生による発表