旧明延鉱山社宅で明延まちづくり交流会(実践編)を開催しました

2015年12月5日~6日、養父市大屋町明延の「旧北星長屋社宅」にて、交流型実践イベント「明延まちづくり交流会(実践編)~明延ほっこり北星社宅~」を開催しました。

 

プログラム名:明延まちづくり交流会(実践編)~明延ほっこり北星社宅~

場所:養父市大屋町明延地域 旧北星長屋社宅

参加者:約90名

養父市 大屋地域局 杉本彰洋局長、社会教育課 岸田明美氏、土地利用未来課岡和巳氏、

NPO法人一円電車あけのべ(藤尾賢介理事長ほか)、

NPO法人おおやアート村(新井厚子さん・河内友久さんほか)、

兵庫県立大学生(岡本眞侑さんほか)、ひょうごふるさとづくり青年隊竹村哲さん、

明延区住民の皆さん、イベント参加者の皆さん ほか

自然・環境科学研究所:藤本真里・赤澤宏樹・上田萌子・大平和弘

 

養父市大屋町明延には、鉱山で賑わった頃に所狭しと建ち並んでいた長屋社宅がわずか4棟残されています。この旧北星長屋社宅を今後の明延のまちづくり拠点として活用するため、ギャラリーとして活用する実践や、地域外の方にも活用してもらうための勉強会などを行ってきました。

今年度は、同じく大屋町で活動するNPO法人おおやアート村と明延の方が協働して楽しい活用実践を行うこと、実践を通して、課題の共有や今後の人づくりにつなげていくことを目的とし、一般の参加の方も交えた交流型実践イベント「明延まちづくり交流会(実践編)~明延ほっこり北星社宅~」を開催しました。

1日目は、社宅内で展示・実用するコタツのコタツかけを制作する「古着で編む巨大コタツかけ」ワークショップを、河内友久さん指導のもと、明延区の皆さんとともに行いました。

2日目は、新井厚子さん企画のねぎを丸ごと焼いてほおばる「ねぎ焼きカルソッツまつり」のほか、新井厚子さん、小林昭義さんらの「あけのべKetsuAteづくり」ワークショップ、県立大らの「あけのべ模型づくり」ワークショップも行いました。KetsuAte(けつあて)は、鉱山の男たちが蔦を編んで拵え、お尻につけていたセルフ座布団です。

最後は、昭和初期の社宅を再現した部屋に火鉢を持ち寄り、古写真を投影しながらかつての明延を懐かしむ「古写真幻灯会」を行いました。

この時期にしては暖かく、5日は25名、6日は一般参加者とスタッフを合わせて78名が旧北星長屋社宅に足を運ばれ、かつての社宅のぬくもりが蘇ったかのようでした。インフラの整っていない社宅での企画、人員の少ない中での運営など、様々な課題もありましたが、一円電車だけではない明延の魅力づくり、「明延まるごと博物館」の実現に一歩近づけた気がします。(文責 大平)

 

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写真1 巨大コタツかけ制作の様子。

木枠であらかじめ張っておいた麻紐に古着を編み込んで作りました。

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写真2 コタツかけ完成

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写真3 社宅内にて明延の樹木の模型づくりを行う様子。
明延の皆さんが工夫して流れ作業を行い、樹木模型をたくさん制作してくださいました。

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写真4 社宅内でのKetsuAteづくりの様子 その1

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写真5 社宅内でのKetsuAteづくりの様子 その2

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写真6 巨大コタツでねぎとけんちん汁とかまどご飯をいただきます。

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写真7 ねぎ焼きの様子。大屋で育ったねぎをまるごと表面が真っ黒になるまで焼きます。

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写真8 古写真幻灯会の様子。明延の方が写真の解説をしてくれました。